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2022/04/22

校長室から(4月)

| by 北海道札幌聾学校WEB管理者
ごあいさつ
北海道札幌聾学校長 四木 定宏 

 北海道札幌聾学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 本校は、札幌市中心部の北側に位置する閑静な住宅街にある学校で、今年度、創立から73年目を迎えました。これまでの長い歴史の中で、同窓会や地域の皆様に支えられながら、聴覚障がい教育に取り組み、より良い社会づくりに貢献できる人を、多数、送り出してきました。

 本校は、以下のような教育目標や教育の重点を設けて、聴覚に配慮しつつ、音声や文字、手話などの多様な方法を用いた指導や、聴覚に障がいのある子どもに、主体的・対話的で深い学びを通して、自立と社会参加に必要な資質や能力を育むための教育に取り組んでいます。
 また、北海道聴覚障害乳幼児療育事業として乳幼児相談室を設置し、道央地域にお住まいの聴覚障がいのある乳幼児の療育や保護者の育児を支援したり、地域の保育所や発達支援センター等の支援にも取り組んだりしています。さらに、聴覚障がい教育のセンター的機能を生かし、地域の学校等に通う聴覚障がいのある子どもや関係機関への支援にも取り組んでいます。
  今年度は、幼稚部3歳児に6名、小学部1年生に6名、中学部1年生に3名の新入生が加わり、全校幼児児童生徒68名でスタートします。今年度も新型コロナウィルス感染症対策をしっかりと行うなどして、安心で安全な学びの場を保証しつつ、子どもが主体的に学び、学ぶことの喜びを感じられるように、”分かる授業づくり”の実践に取り組みます。
  今年度も、学校と家庭、地域が手を携えて、子ども主体の教育を進めていきたいと思いますので、本校及び子どもたちへの一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
令和4年4月

16:23