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2022/10/20

校長室から(10月)

| by 北海道札幌聾学校WEB管理者
「芸術の秋」
  
 今年も芸術の秋のメインイベント、学習発表会の日がやってきました。
 今年度の学習発表会のテーマは、小学部児童会で考えた「最後まで全力で楽しんで、お客さんの気持ちをひびかせよう!!」です。”お客様に自分たちの思いを伝え、楽しんでいただくためには、自分たちが全力で、そして楽しく演じよう!”という子どもたちの強い気持ちが伝わってきます。
 ステージ発表では、学部や学級・グループごとに工夫を凝らし、日頃の学習をベースにし、この日のために企画したものを発表します。劇あり、学習発表あり、歌や器楽演奏あり、ダンスありと、芸術の秋、学びを深める秋にふさわしい発表となりました。
 子どもたちは、かわいらしく、堂々と、分かりやすく、表現力豊かに、そして友達と息を合わせて発表します。練習を通して、一人一人の子どもたちの持ち味や良さが生かされ、仲間と共に一つのことを作り上げ、やり遂げる喜びも感じることができましたので、ぜひ御覧いただき、子どもたちの思いを感じていただければと思います。
 作品展では、普段の学習で作成した作品を展示しています。こちらも、子ども一人一人が持ち前の見方や考え方などの個性を生かして、創造性の高い作品を作りました。ぜひ鑑賞していただきたいと思います。
 今回のステージ発表には乳幼児も出演しますし、医療的ケアや基礎疾患があるなどして感染リスクの高い子どもも出演します。そのため、今年度も新型コロナウィルスの感染対策として、学部・グループごとの入れ替え制としたり、来場者数を制限したりして行います。保護者の皆様にはご不便をお掛けしますが、趣旨をご理解いただき、子どもたちの全力の発表に対して、静かで温かい声援をいただければと思います。
  

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